京都市北区の住宅街にある毎日朝から行列ができるという『朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)』。
サタデープラス、朝からどこかで混雑中(2017/9/23)で紹介。
『朧八瑞雲堂』の行列客のお目当ては、超インスタ映えする和スイーツ、『生どら焼き』(1個、340円)。
場所は京都駅からバスで50分。お店に行くにはちょっと不便ながら、毎日毎朝開店前から行列という。
そのインスタ映えする生どら焼きとは、厚さ8センチにもなる生地の間に挟んだ抹茶のクリーム。見た目、どら焼きには見えない。まるでアボガドのハンバーガー。
『生どら焼き』は職人が一つ一つ手作りで作るため数多く作れず、お一人様1個の限定販売。週末はお昼までに完売するため並ぶなら朝の早目がオススメとのことで、早い人は7時から並ぶ人も。
生地は一枚一枚お店の鉄板で手作り。クリームを挟むので、生地は極限まで柔らかく焼き上げているのだとか。それなりに固く仕上げたあんこを生地に塗り、がばっと抹茶クリームをこぼれるようにのせ、こぼれそうなクリームは職人が切り取ってまたクリームの上にのせます。
抹茶クリームは冷蔵庫で8時間成形。クリームが不安定なのでしっかりと整える必要があり、8時間冷やす必要があるとのこと。
ご主人によると、もともとどら焼きはやってなかったそうで、どうしても生どら焼きを始めたくなり、最初は普通にクリームを挟み、もっと平べったいどら焼きを販売していたそうです。
どら焼きは売れる日と売れない日があり、どうしてもクリームが余るときがあり、余ったクリームを自分用に盛ってのせて食べたら美味しかったので、最初から多くのせたらどうかという発想に至り、今の厚さのどら焼きになったのだとか。そしたら今では不動の一番人気の和菓子に。
レポーターの試食では、生地はふわふわ、たっぷりとクリームのっているがさっぱりとした味わいで、バランスがとても良いとのことです。
【朧八瑞雲堂】
住所:京都府京都市北区紫竹上竹殿町43-1
コメント