きつねうどん発祥と言われる南船場の老舗店、『うさみ亭マツバヤ』の『おじやうどん』。
す・またん!関西レジェンドめし(2016/9/15)で紹介のうどん。
『うさみ亭マツバヤ』は、1893年創業、123年続く老舗店。きつねうどんの発祥のお店として知られているとのこと。この日本最古のきつねうどんを凌ぐ看板メニューが、『おじやうどん』(780円)。愛されて続けて約70年!!
この『おじやうどん』見た目は具沢山のうどん。実はうどんの中にはご飯が!
戦時中の食糧難の時代に、先代である宇佐美辰一さんがあり合わせの材料にとりあえず火を通して食べてもらおうと考案したのがこのメニュー。なので、うどんとご飯が一緒に入っているのだとか。
作り方は・・・、鉄製鍋にご飯とうどんを半人前ずつ、更に鶏肉を加え、出汁を注ぎ、煮立ってきたタイミングで細くきった油揚げを投入。更にカマボコ、穴子、しいたけを乗せ、玉子を落し、刻んだネギと紅生姜を盛り付けて完成。
うどんには出汁が染みこんでいい色をし、懐かしい味、ご飯はあっさりとしていてお茶漬けのようにサラサラといけるのだとか。
この『おじやうどん』、実は戦後に1度メニューから外したそうなんですが、お客さんからのリクエストによって復活したそうです。
よっぽど忘れられない味だったんでしょうね。
【うさみ亭マツバヤ】
住所:大阪府大阪市中央区南船場3-8-1
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