関西スイーツファイル、京菓子處鼓月の千寿せんべいの誕生秘話

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京都の定番お土産、『京菓子處鼓月』の『千寿せんべい』。

 

す・またん!関西スイーツファイル京の名店特集(2018/2/8)で紹介。

 

『京菓子處鼓月』は戦後間もない1945年創業。創業者は女性の中西美世さんで、1代で鼓月を全国に広げた敏腕経営者。

 

『京菓子處鼓月』の『千寿せんべい』(8枚入り、1,080円)といえば、生地の波々が特徴の洋風せんべい。パリッとした波々のワッフル生地にクリームを挟み、やさしい甘味の味わい。京都のお土産屋さんで見かけた人は多いと思います。

 

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この『千寿せんべい』の波々は、狙ってこの形にしたわけではなく、実は職人の失敗から生まれたのだとか。

 

その昔、『鼓月』の職人が新しい和菓子を作ろうとドイツから挟み焼きの機械を購入。するとこの機械の鉄板が波々の形!職人が間違えては焼肉製造機でを発注していたのでした。

 

創業者の中西美世は、ここで発注者の職人を咎めることはせず、「災い転じて福となす」として、鉄板の凹凸を活かした商品を作るために、波型でも割れないせんべいのような新しい和菓子を開発。ここから銘菓『千寿せんべい』が生まれたのだそうです。

 

『鼓月』が大きくなった理由を感じられるエピソードですね。

 

【京菓子處 鼓月 本店】

住所:京都市中京区旧二条通七本松西入ル

京菓子處 鼓月

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