【ローカルグルメ】京都老舗食堂「篠田屋」の人気メニュー「皿盛」

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京都老舗食堂『篠田屋。『篠田屋』の皿盛』はお客の9割が注文する人気メニュー!

 

水野真紀の魔法のレストラン(2021/2/24)で紹介。

 

創業117年目の歴史ある老舗食堂

『篠田屋』は、明治37年に創業。今年で創業117年目の老舗食堂。

 

まるで映画セットのような懐かしいたたずまいの食堂で、お昼時には地元客で連日満席になるのだとか。

 

『篠田屋』の看板メニューはちょっと聞きなれない名前の『皿盛』。

 

あまり聞いたことのないメニューですが、『篠田屋』に訪れる地元客の9割が注文!

 

30年以上地元客に愛されるメニュー!

 

皿盛とは和風出汁のカレーのカツカレー

初めて訪れたお客さんは『皿盛』とはなんぞや?という話になるわけですが、一見するとカツカレー。

 

ただカレーが普通のカレーではなく、カレーうどんに使う和風出汁のきいたカレー。

 

和風出汁の風味が京都の地元客に愛される秘密だそうな。

 

昆布やカツオでとった和風出汁に、カレー粉と水とき片栗粉でとろみをつけ、カツとご飯に豪快にかければ『皿盛』の完成!

 

なぜ名前が皿盛なのか?

どんな料理かはわかりましたが、なぜ名前が『皿盛』なのかが気になるところ。

 

実は忙しい京阪電鉄の社員が早く昼食を食べてしまいたいことから、早く冷めるようにお皿に盛ってくれと注文したことが、『皿盛』の始まりとのこと。

 

それで料理名が『皿盛』。

 

老舗の食堂が、京阪電鉄の社員のリクエストに応えて誕生したということです。

 

と、京阪電鉄の社員に人気の『皿盛』だったわけですが、32年ほど前に京阪電鉄の終点駅が『篠田屋』のある三条駅から出町柳駅に延長。

 

すると京阪電鉄の社員用の裏メニューであった『皿盛』がまったくでなくなったのだとか。

 

そこで『篠田屋』のご主人は一般客向けに『皿盛』を表メニューに。

 

すると一般客の間でも瞬く間に大人気のメニューに。そして今に至ると言う訳です。

 

篠田屋の最寄り駅と住所

『篠田屋』の最寄り駅は、京阪本線・鴨東線三条駅もしくは地下鉄東西線京阪三条駅。歩いて1分ほど。

 

【篠田屋】

住所:京都府京都市東山区三条通大橋東入大橋町111

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