大阪市天王寺夕陽ケ丘駅の近くに店を構える町中華店、『蓬莱飯店』。
ウラマヨ(2024/3/2)で紹介。
「蓬莱飯店」の主人は料理人歴68年の大阪町中華の生き字引
『蓬莱飯店』は創業50年以上の老舗中華店。ご主人は昭和31年から料理人歴68年の料理人。
今も現役で腕を振るい、大阪町中華の生き字引として活躍中。
メニューはセットメニューでも1000円未満。
『蓬莱飯店』はいかにも町中華らしい値段設定で、20年くらい値上げをしておらず、この安さと味を求めてランチタイムには多くのお客が訪れる人気店。
甘辛い中華丼に唐揚げが入った『鳥からし丼』
『蓬莱飯店』のご主人のイチオシのうちだけ中華が絶品『鳥からし丼』(700円)。
甘辛い中華丼にたっぷり鶏の唐揚げが入ったオリジナルの中華メニュー。
野菜をさっと炒めてピリ辛に味付けし、ここにフォンドボーを投入。このフォンドボーが『鳥からし丼』の味の決め手。
フォンドボーとは、仔牛の肉や骨を香味野菜と一緒に煮込んだフランス料理の出汁のこと。
なぜ中華にフォンドボーを使う発想に至ったかというと、実はご主人は昔フレンチのシェフをやっていたから。
ご主人は昭和31年から11年間、フレンチの料理人。
1972年日中国交正常化によって中華料理が日本で大ブームとなり、フランス料理が中華料理に負けてしまうと思い、中華料理ブームに乗って中華の道に進んだのだとか。
『鳥からし丼』の試食では、ピリッと辛ウマのどんぶり、あんかけのあんは王道の味で夢のどんぶりと大絶賛でした。
油淋鶏定食、炒麺も人気
『蓬莱飯店』では『油淋鶏(ユーリンチー)定食』(650円)と『炒麺(チャーメン)』(500円)のメニューも人気。
『油淋鶏定食』は鶏がカリカリに揚がってとても美味しいとのこと。
『炒麺』はチャーハンのご飯を中華麺に変えて炒めた『蓬莱飯店』のオリジナルメニュー。
「蓬莱飯店」の最寄り駅と住所
『蓬莱飯店』の最寄り駅は、大阪メトロ谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅(歩いて約1分)、大阪メトロ谷町線 谷町九丁目駅(歩いて約13分)、大阪メトロ堺筋線 恵美須町駅(歩いて約14分)。
【蓬莱飯店】
住所:大阪府大阪市天王寺区六万体町4-23
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